子どもの行動分析をしようー発達障害児の行動分析
子どもを褒めて育てましょう!とよく言われますが、「褒める」って意外と難しいです。
1日1回以上褒めていますか??
わたしもなかなか出来ていません。
今回は「褒める」ために、子どもの行動分析についてまとめてみました。
子どもの行動を3つに分類してみよう
今回は子どもの行動を、「いいところ」「努力しているところ」「困っているところ」の3つに分類してみましょう。
「行動面」で、睡眠、食事、着脱、排泄、対人面、気持ちの調整、言葉、行動の調整、学習面などで考えてみてください。
それぞれ具体例記載していますのでご参考にされてください♪
①いいところ
②努力しているところ
③困っているところ
①いいところ
いいところは、普段何も考えずにできているところです。
特に声掛けをする必要もなく、本人が抵抗なくできていることです。
例えば、手を洗う、お茶碗を下げる、歯を磨く、明るくあいさつをする・・・
②努力しているところ
努力しているところは、工夫すればできるところです。
こちらから声掛けをすればできること、週に1回、月に1回程度ならできることなど、少し抵抗はあるもののできることです。
例えば、友達と仲良く遊ぶ、学校のプリントを出す、洋服を自分で着替えるなど・・・
③困っているところ
最後の3つ目は困っているところです。
これはすぐには解決ができないところです。
例えば、気持ちの切り替えに時間がかかる、服を脱ぎっぱなしにするなど・・・
困っているところをギリギリセーフにするにはどうする?
3つの行動分析は自分自身にも当てはめて考えることができます。
自分も子どもも、困っているところをどうしていくか。
ギリギリセーフに持っていくにはどうするか。
それがこの行動分析をする目的です。
わたしは、「細かいことを悩みがちでくよくよ考え込んでしまうこと」に困っています。
でもギリギリセーフにするために、「心配なことは安心するまで徹底的に調べて、納得するまで情報収集すること」でなんとか乗り越えています。
発達障害を抱えているお子さんは、自ら気づいて修正し、なんとかしていくことは特性上難しいです。
なので、お子さんに関して困っているところをよく「理解」して、それに「対応」していくことがとても大切になっていきます。
5分もあればお子さんの行動分析することができます。
ぜひ少しだけお子さんの普段の行動を思い浮かべて、何に困っているのか「理解」を深めてみてください(^^♪